納得がいくまで追究するか否かは、職種で決まるのだろうか。
ああでもない、こうでもないと考えているうちに、カオスに入り込み、また、もともと示されていた期限が、あまり意味をなさなくなっているこの人(=私)とは無関係の事情によって、なんとなく、けじめ無く、暗中模索の日々です。
これまでを考えてみると、時間が迫っているので出すしかないとか、そもそも時間がない中で当初の候補が下りたから対応を迫られて引き受けたり、と、納得がいくまでのことができた試しがありません。
また、他の種類の仕事では、この人が納得がいくかどうかよりは、限られた時間でいかに早めに次の担当に回すかとか、相手の作業時間やワークライフバランスを考えて早めに回答するとか、そういう仕事の仕方を優先していたのでした。
自分の納得は二の次でした。
そういう意味では、もちろん、今の仕事も、無期限に自分個人の納得を追及できるわけではないのですけれども、自分の守備範囲内では納得を追及してもよい業種で、考え方によっては贅沢かもしれませんね。
以下は、そういいながらの愚痴ですが、自分のこれまでよく知っている領域とは異なるものなので、普段よりも時間がかかります。
そして、掘り下げていくうちに、もっとこっちを入れたほうがいいんじゃないか、とか、でも、あんまり詰め詰めにしても、つまんないものになってしまうんじゃないか、とか。
基本路線そのものが脱線しているんじゃないんだろうか、とか。
あ~だこ~だ思いつつ、ある程度完成させないと、誰にも見せられないので、途中相談できないことも、しんどい理由のひとつかもしれません。
はい、孤独業務なんです。
そっちのほうがよいと考えるか、逆に周囲からあ~だこ~だ言われてそれにストレスを感じるかの選択ですよね。
自分がよくわかっていることなら、自分だけで考えればいいので、周囲の人には黙っておいてもらいたいのですが、よくわからないことについては少しは相談に乗ってもらいたい。
勝手なようですが、これが、正直な気持ちでしょう。
完成する前に、あっちへ持って行ったり、こっちへ持って行ったりするから、全体のストーリーがうまくまとまっておりません。
ということで、どっかで落ち着かせたいと思いつつも、しばらく放置して再度見直すと、すごいアラがあったり・・・。
こういうのを、グルグル繰り返しているうちに、実力がついて少しは楽になっていくのでしょうか。
わからないです。
全く職種は違いますが、先日放送されたという長井鞠子さんという同時通訳の最高峰のおひとりの仕事への姿勢を見ていて、激しく自らを省みました。
一切の手抜きはなく、日々真剣に言葉を訳して伝えることに全力で取り組んでおられます。
こういうのが、納得のいく仕事の姿勢なのだとしたら、この人は、そういうことはしたことがないのかもしれないなぁと思いました。
ここ で見られます。
いつまでも未来永劫、勉強なんですよね~。
「準備と努力は、裏切らない」との言葉が印象的でした。
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