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2014年4月11日 (金)

髪の色

 今日、夜にカフェ勉をしていましたら、隣の席は、たぶん、高校生らしき女子2名が座って勉強している様子でした。

 正確にはわからなかったのですが、髪を洗ってもドライヤーを使わないでいると一人が言うので、どうしてなのかを知りたいと思いました。

 もう一人との会話の中で事情を組み立ててみると、以下のようなことでした。

ドライヤーを使うと、髪が茶色くなってしまうので、教員に使うなと言われたのか、自分で判断して茶色くならないように、髪を洗っても自然に乾くのを待つ、と。

 そして、その自然乾燥は、3時間かかるそうです。

 茶色くなるといけない、というところが、この人(=私)の推測によるものなのですが、ドライヤーを使って乾かしてはいけない理由は、その文脈では他に考え付きませんでした。

 日本の場合、多くの高校生は、何もしなければ黒髪なのでしょう。

 でも、全く染めても何もしていないのに、ときどき、もとから栗色の髪の人もいます。

 それに、国際結婚が多いこの頃、親の片方がアジア系など黒髪ではなかったり、日本に滞在する外国人カップルの子どもなども学校に通ってきている場合だって少なくないと思われます。

 髪の色を、茶色に染めないっていう校則は、今もあるのかもしれませんが、黒髪が多数派なだけで、他の色を許さないような、そういう雰囲気がまだあるのかと思うと、暗い気分になりました。

 もともとの色が黒髪でも、茶色っぽくなってしまうこともあるかもしれないし、第一、濡れたままで3時間も過ごすのは、どう考えてもからだに悪いと思われます。

 髪をドライヤーで乾かすことで、少し茶色くなるようなら、それはそれでいいのではないでしょうか。

 卒業してしまえば、髪の色を染める場合もあるし、本当に染めなければならないのかどうかなど、高校生のうちから自分で判断できるようになったほうがいいんじゃないかと思った次第です。

 こんなどうでもいいことで、管理を強化するような校風がまだあるのか、その辺のところがはっきりとはわからないので、生徒が勝手にそうしているだけなのかもわかりませんでした。

 ちょっともやもやしているんですが、さすがに、イヤホンで何か聞いているように見える隣の人が突然に話しかけてきたらすごく驚くと思い、事情聴取は自粛しました。

 この人の時代も、髪をまとめるゴムの色は、黒、茶、紺に限定されており、靴下の色もそんな感じでした。

 夏に、長袖のシャツを着ていたら、半袖を着るように指導され、どうでもいいと思ってそのままにしていたのを今思い出しました。

 画一的にそろえることが、教員の評価に関わるなら、そんな評価は破棄したほうがいいです。

 なんだか、おかしな風習がいまだに跋扈しているようで、興味深いが同時に不快な経験でした。

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