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2014年4月16日 (水)

国際的に見て特異な日本のシングルマザーの置かれた社会状況について。

 昨日付で御紹介している記事(ここ )と関連があるのですが、『季刊・社会保障研究』(vol.43 No.3, 2007)に掲載された「母子世帯の仕事と育児ー生活時間の国際比較から」(ここ )がとても興味深いです。

日本の母子世帯の母(以下,シングルマザー)
は,周知のように高い就労率である(2006年で
84.5%〔『2006年度全国母子世帯等調査』〕)。それ
は,「夫婦と子供から成る世帯」の妻(2006年で
50.4%(『労働力調査』))と比べて高く,先進諸国
のシングルマザーと比べても高い。一方で,母子
世帯の所得は低い水準にあり,2005年の母子世帯
の平均年収は213万円(うち,就労収入は171万
円)であり,全世帯平均の563.8万円の約37.8%
となっている〔『2006年度全国母子世帯等調査報告
書』〕。子どもの貧困率を測定した阿部(2005)の
分析によれば,2001年の母子世帯の子どもの貧困
率は,親と同居する母子世帯で35%,母子のみの
世帯で65%と,母子世帯以外の有子世帯の11%と
比較して,高い貧困率であった。また,日本の母
子世帯の貧困率は,就労している場合も高く,就
労していない母子世帯よりも貧困率が高いという
稀な特徴をもつ〔OECD 2006〕。また,税や社会保
障給付による母子世帯の貧困削減効果も低い〔阿
部2005〕。


 持てる時間をギリギリまで働いているように思われるわけですが、それでも、暮らし向きがよくなっていかないわけです。そのために、子どもが相対的貧困になってしまう。

 こういうことが、許されているのは、おかしいのではないでしょうか。

 これも、女性の仕事は家計補助的な賃金でよい、とする価値観と制度が作っているものだと思われます。

 様々に思うところはあるわけですが、政策面については、シングルマザーのワーク・ライフ・バランスを確保する必要が、非常に非常にあると思いました。

 賃金単価が安いから、多くの時間を切り売りして長時間労働をし、子どもと一緒に過ごしたり、自身の休息や自己啓発のための時間が全くとれているようには思えませんでした。単価の高い仕事に転職するためには、それなりのスキルが必要ですし、そのためには、そういうスキルを得るための時間が必要となると思います。

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