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2015年1月 7日 (水)

猫と生きると決めたことが人生を好転させたのでしょうか。

『ボブという名のストリート・キャット』

 イギリスでの出来事ですが、出版された後、世界中で翻訳されているそうです。

 出版の前に、動画サイトで世界中ですでに有名になっていた人間と猫の話。

 この人(=私)は、まったく知りませんでした。

 日本で出版されてからくらいは、知っていてもよさそうだったんですが。

 そんなこんなで、遅ればせながら、読んでみました。

 まず、著者である人間の方。

 彼は、かなりひどい状況にいました。薬物依存症の治療中で、定期的に、医療機関に通わなければならない状態で、かつ、家はない。

 ホームレスなのですが、政府の施策により、家を与えられていて、屋根のある家に住んでおられました。

 一方、猫の名はボブ。

 でも、ボブは、出会ってから名付けられたもので、最初からボブだったのかどうかは、わかりません。

 ボブは、もともと外ネコとして生きてこられたのか、飼い猫だったのをやめてしまったのか、それも、判然としていないのです。

 ふたり、というか、お二方は出会われました。

 それから、人間は、生きて行かねばならない、それも、自立して、自分とボブとを飢えさせないように、なんとかやっていかねばならない、と思うようになります。

 出会った頃は、ストリートミュージシャンだったんですが、警察に捕まえられてしまいます。

 社会的に弱い立場の方は、特に何かをしていなくても、そういう目に遭う可能性が高いのでしょうか。

 通りすがりの人たちからも、冷たい対応をされたり、ののしられたり、場合によっては、攻撃されたりします。

 それが、ボブとの出会いにより、ボブと街頭に立つ(いえ、ボブは座っていましたが)、ようになって、ボブを肩に乗せて歩くようになって、街の人々から声をかけられるようになるのです。

 猫さんを肩に乗せたり、一緒に散歩したことはないのですが、この人も、知人の犬を預かり、1日に2回の1時間散歩をしていた3日間は、通りすがりの方々から声をかけられたことがあります。

 だいたいは、同行の犬がかわいい見た目だったこともあり、「かわいいわねぇ」とか、十分に大人だったのですが、小柄だったので、「まだ、子どもなのねぇ」とか、言われたりしました。

 そんなことで、人間が単独で歩いていると、なかなか声をかけられたりはしまぜんが、あ、この人は、単体で歩いているときにも、勧誘などで声をかけられたことはありますが、一般的には、あまり声をかけないし、交流しようとは思わないのだろうと思います。

 ボブと歩く人間として、界隈で有名になることで、人間が再出発を誓った仕事もだんだんとうまく行くようになります。

 でも、そのことをよく思わない同業者からの嫌がらせなども経験しつつ、徐々に、働きながらボブと生きていくことを進化させていっているように思いました。

 ストーリーは、本書を実際に読んでいただくとして。

 結局は、人間がボブをきっかけとして、立ち直って行こうとしたことがきっと大きいのだと思います。

 そして、ボブも偉大だったのでしょう。

 ただ、そのきっかけとなるのが、他の人間ではなかったことを、この人は人間として少し反省すべきではないか、と思いました。

 この人は、ロンドンに行ったりしていないので、直接的には、人間を悪く扱ったりはしていません。

 でも、この人間に親切にしている人はいても、行動を起こさせることを決意させたのは、やはり、人間ではなく、猫さんだったのでした。

 まだ見ることができていませんが、この話は、You tubeなどで発信されて、多くの人々が視聴しているのだそうです。

 近々、視聴してみたいと思います。

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コメント

えふさん、アニマルアシスト!


そうなんです。
動物には人を癒し励まし自立を促す力があるのです。

動物介助療法、動物介助活動、動物介助教育などがあるのですからね。

今私は、家の庭と家の玄関で過ごしている三毛猫のメルシー・壇蜜を母に託そうかと考えていないわけでもない・・・

猫がご飯をほしがれば、朝、シャキンと起きて活動をスタートしてくれるのではないかと・・・。

miauleuseさん、アシスト!

 ぉぉ、檀蜜、またの名をメルシーが、
お母様をサポートですか。

 メルシーに活躍する意欲があるのでしょうか。
兆しを見つけて、ぜひ活躍してもらってください。

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