ほんとに、ねこですか？

ネコ：！！！

ねこ：ぉぃ、にゃんだ！

ネ：！

ね：ぉぃ、にゃんだ！どうした？

ネ：・・・ん？

ね：ォマェ、何か、すごく驚いてた？

ネ：にゃんで、わかった？

ね：すごい顔になってたぞ。

ネ：・・・・・・

ね：それで、どうしたんだ？

ネ：ぁ、んとね、

ね：どうした？

ネ：気のせいかもしれんと思ったけど、

ね：うん、

ネ：目の錯覚かもしれんと思ったけど、

ね：うん。

ネ：遠近法かと思ったけど、

ね：まぁ、いいから、話せ。

ネ：すごく大きい猫がおった

ね：デカいのか？

ネ：ぅん、すごく

ね：ﾁｨｻｨより、でっかいのか？

ネ：ぅん・・・、ﾁｨｻｨも大きいけど

ね：そりゃ、相当大きいな

ネ：ぅん、

ね：それで、その大きさだけに驚いたのか？

ネ：それだけでもない

ね：じゃあ、なんだ？

ネ：んと、顔が怖い

ね：そうか

ネ：ぅん

ね：ものすごくでっかくて、顔が怖いのか？

ネ：ぅん、

ね：ほんとに、猫か？

ネ：たぶん・・・

ね：自信がないんだな？

ネ：少し・・・

ね：なんで、猫だと思ったんだ？

ネ：全体の調和が猫だった、大きいし、顔が怖いけど

ね：そうか、全体の調和で、猫と睨んだわけか

ネ：ぅん、縮尺が間違ったのかと思った

ね：そうだな、縮尺が違って、すごく大きく見えるだけかもしれん

ネ：でも、隣に、猫に似た人間がいたから…

ね：そうか、人間が人間のサイズだとすると、猫がものすごく大きく感じるんだな？

ネ：ぅん、

ね：その、人間が、怪しい！

ネ：人間が怪しいのか？

ね：そうだ

ネ：にゃんでか？

ね：まず、人間が、小さい人間なのかもしれん

ネ：！！

ね：人間が、小柄っていう可能性もなくはないだろ？

ネ：それは、そうだけど・・・

ね：不満なのか？

ネ：ぃゃ、そんなことはないけど、

ね：不満なんだな

ネ：じゃあ、顔が怖いことは？

ね：猫の顔が怖いんだな？

ネ：ぅん、人相が悪い、とも言う

ね：猫だから、猫相が悪い、が正しい

ネ：でも、ふつうの大きさの猫の中にも、

ね：なんだ？

ネ：顔が怖いゃっがいる

ね：ま、そうだな

ネ：だけど、大きいから、迫力がある

ね：そうか、にゃんだよ、その大きくて顔の怖い猫のことが、すごく気になるんだな

ネ：まぁ、そうだ

ね：そうか

ネ：ォマェだって、すごく気になるはずだ

ね：断定するのか？

ネ：ぅん

ね：そうか

ネ：見てみたい？

ね：まぁな

ネ：ふ～ん

ね：・・・・・・

ネ：・・・・・・

　

ここ にも、デカすぎねこさんがどっさりです。