光のエスカレータと親子ねこさん

　雲の合間から日が差している風景は、この人（＝私）の原風景のひとつです。

　雲の多い地域なので、こういうことが可能なのでしょう。

　子どもの頃は、この光が雲の上に昇っていくためのエスカレータのように見えたものです。

　ちょうどこの日、すごくはっきりときれいにこのエレベータが見えました。

　これは、こちらの近所の猫さんです。

　先日、お生まれになったらしい子どもの猫さんが手前にいらっしゃいますが、この人を全力で警戒してくださっています。

　角度を変えても、引き続き、全力で警戒してくださっています。

子猫：ねぇ、おかあさん、怪しい人間がそこにいるよ。

親猫：うん、さっきから、いるね。

子：おかあさんも、睨んでよ～。

親：怪しい人間は、あちこちにいるんだから、選んで睨みなさい！

子：この怪しい人間は、睨まなくてもいいの？

親：そうだね、そこまで全力で警戒する必要はなさそうだけど

子：ふ～ん、でも、何してるんだか、気になる～。

親：じゃあ、気が済むまで見ておきなさい。

子：は～い。