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2016年6月 5日 (日)

ディティールはおもしろいけど、設定に疑義あり

 いよいよ佳境の「世界一難しい恋」。

 ジャンルでいえば、恋愛コメディとかですかね。

 仕事ではやり手の三十代半ばの男性社長が、恋愛面では極めて奥手、10歳年下の最近中途採用された女性社員に恋して、どうしてよいかわからない中を、ひとつずつステップを踏んで、がんばって、恋愛が成就するかに思いきや・・・という話。

 恋愛不器用の話は、割と、ありがちな話かもしれません。

 ここまで、極端な話はなくても、誰だって、どうでもいい人の前では自然にふるまえるけど、気になる人の前では、とっ散らかったり、変な言動をとってしまったり、程度の差はあれ、そんなもんでしょう。

 なので、個々のセリフや困った状況に陥った時の心情とか、感情は、広く理解されるんじゃないかと思うのです。

 そこだけを切り取って楽しめれば、コメディとして、役者も揃っているし、なかなかの作品と思えます。

 残念なのは、設定。

 職場の上司、それも、もっとも権力を持つ社長が、部下、それも、最近採用されたばかりの若い女性に恋愛感情を持つ。

 これ自体、セクハラの設定になるわけです。

 で、恋愛がうまくいかなくて、喧嘩の中で、「ォマェは首だ!」と言ってしまう。

 ここでの設定も、明らかに、パワハラ設定です。

 冒頭書いた恋愛の情けなさみたいな面を、みんなに共感されるような設定の下に描くとすれば、日本の場合、セクハラやパワハラとは無関係の状況って、難しいのでしょうかね。

 そこが、残念です。 

 ドラマの出来不出来とは、少し違うのですが、設定そのものの問題は、日本社会の現状とは無関係にはできないですもんね。

 そこを、考えさせられる。

 でも、個別の状況や、やり手の恋愛下手社長の今後の出方は、気になってしまう、複雑な気分で、もうしばらく視聴します。

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