『週刊文春』のユニクロ潜入記事が、ざわざわです。
最近、以前なら「話題騒然」とか表現していたのを、「世間をざわつかせている」という表現で代替させているのが目につくようになりました。
もちろん、あくまで、口語的使用であり、まだ、正式な文書では見たことがありませんが。
そんなことで、いま、世間をざわつかせているもの、それは、12月1日に発売された12月8日号の『週刊文春』で第1弾として披露されたそうですが、ユニクロのバイトを1年間もやった潜入記事ですね。
この人(=私)は、そのことをウェブで知ったのです。
で、土曜の仕事帰りに、8日号を購入してみたのです。
というのも、その記事の評価として、こういう記事なら、自分で買って読むに値すると複数のウェブ世論を読んだからでした。
8日号では、『ユニクロ帝国の光と影』を書いたジャーナリストの横田増生氏が、その著書が名誉毀損に当たると提訴されて、最高裁まで争った挙句、柳井社長から、「悪口を言っているのは僕と会ったことがない人がほとんど。うちの会社で働いてもらって、どういう企業なのかをぜひ体験してもらいたい」とのインタビュー記事を読み、本当にアルバイトとして1年以上の潜入をした奇特な人なのです。
潜入するとしても、過酷なアルバイトを、著者の年齢でよく全うされているなと思います。
次号では、ユニクロ側の反論が掲載される予定だそうです。
この人も、こういう記事なら、自分で購入してでも読みたいに1票。
でも、ユニクロ愛用者としては、やはり、ファストファッションの実現のために、働く人たちに相当程度のしわ寄せをしているんだなと再認識し、この人自身が反省すべきかどうかもやや悩んでしまっているところです。
だって、昨日も今日も明日も、ユニファッション(ユニクロを来ていること)で仕事しているんですもん。
ユニクロ製品、ありがとう。
ユニクロに限らず、労働現場が過酷になっている、そのことを、ユニクロを超えてちゃんと考えないといけないなと思うのです。
別にユニクロをかばっているわけでもないんだが。
ユニクロの服は、とても、ありがたいことも、本当なんですよね、値段も含めて。
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