戦争と女性の人権博物館
昨日、訪問しました。これらは、外壁です。
外壁のところに、蝶があるのは、日本軍のことを蝶で表しているのだそうです。
日本軍のしたことに対して、だったかもしれません。
「慰安婦」の人たちに対して、ハングルで、いろいろメッセージが書いてあるのですけれども、この人(=私)たち一行は、日本語で、日本人も共感的に訪問し、見学したことを示すために、それぞれがメッセージを書いて、くくりつけて帰りました。
「慰安婦」問題は、非常に深刻で、女性の人権を侵害する行為が行われたこととして、まじめに受け止めなければならないものなのですが。
ここでは、アートを使って、非常に効果的に、展示をしているように感じました。
非常に深刻なことですが、アートをうまく取り入れていることや、「慰安婦」であった女性たちの亡くなったことを、名前を表示するとともに、そこに、生花を活けられるようなつくりになっていることなど、工夫が随所に見られました。
そのことが影響していると思うのですが、明るい気持ちや楽しい気持ちも持ちながら眺めることができるというか、目をそむけたくなる現実をこれでもかと突きつけられるようなものではない気がしたのでした。
ただ、言語が一部英語が添えられているものの、ほとんどがハングルであること、音声ガイドは日本語でしたが、そのことが、日本語で書かれている博物館とは違った印象を与えているのかもしれないとも思いました。
なかなか感想もまとまりませんが、もう少し時間をかけてゆっくり考えなければなりませんです。
« 富士山、激写 | トップページ | Seoulの旅・ご飯編 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 息の長い運動に(2020.07.24)
- 「国立大学の潰し方 (7つの行程)」が秀逸なので、紹介。(2018.06.17)
- 権力の腐敗について考えさせられます。(2018.05.29)
- 開拓使官有物払下げ事件(2018.05.05)
コメント