江東区に出かけました。
普段、あまり東側には出かけないのですが、今日は祝日でもあり、用事もあったので、出かけました。
が、行きたい場所への出口を間違えてしまい、「初めて来たのですが、出たい場所へ行き方を教えてください」とメトロの方にお願いして、説明をしてもらった挙句、その時点で、改札を出てしまっていたのですが、再度改札の中から、別の出口を出たほうがわかりやすいことを教えてもらい、親切にも、通り抜けを許してもらえました。
まぁ、改札からは出たばっかりではありましたし、特段、ずるいことをしたわけではありませんが、ありがたい対応でした。
江東区文化センターで、自主上映の『プリズン・サークル』を鑑賞するイベントがあったのでした。
この映画は、比較的軽い罪を償うための刑務所にいる40名の方々に、TCという手法で、自分の罪を認識させ、教育することで「更生」させるといった日本では珍しい試みで、すでに何年もやっているわけですが、年間4万人の受刑者のうち、対象となるのは40名であるということからも、極めてレアな取組と言えます。
この分野では、有名なドキュメンタリー監督の坂上香さんらの作品で、これまた刑務所としてはたしか日本初のPFIで運営される刑務所内の様子をじっくり撮影したものでした。
ひとりひとりは、被害者から見てみれば、許されない罪を犯して収監され、償いつつ教育を受けて更生を目指しているわけですが、グループワークなどで語る語りの中では、幼少時に、さまざまな人たちから被害を受けていることが語られます。
過去の被害をもって、その後の加害行為が許されるわけではないのですが、いろいろと考えさせられるものでした。
概要や感想など、以前から関心を持っていたので、知ってはいましたが、なかなか上映される時期や場所の都合がつかず、でも、本日、鑑賞できてよかったです。
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