すずめの戸締り 映画日記
今週も、近くの映画館に行ってみました。
公開されてから、かなり日も経つので、時間帯によっては、小さめの部屋での上映です。
シネコンも、小さめのスクリーンのほうが、今はよいような気がしています。
「すずめの戸締り」は、日本全国を歩き回って、地震のもととなる「ミミズ」が這い出てくるのを押し戻し、扉を締める仕事を家業とする大学生と、すずめという名の高校生が出会って始まるストーリーです。
チケット購入前に、地震を思い起こさせるような場面や音響があるので、注意喚起がありました。
ストーリーの世界観は、われわれが生きて暮らすこの世と、亡くなった人たちが暮らす「常世(とこよ)」とで構成されており、ただ、この世から常世にアクセスできる人は、極めて限られているようです。
「締じ師」が家業であるため、常人とは異なる能力を備えていたとしても、それほど不思議ではないのですが、すずめとの出会い、なぜ、すずめが他の生徒には見えないものが見えるのかについては、すぐには明らかにされないまま、物語は進みます。
最終的には、なんとなく、理由がわかるような気もするのですが。
描かれる世界観は、壮大でした。
余談ですが、途中、ロードムービーのようなところがありますが、そこで流れる音楽に、時代を感じました。登場人物は、「懐メロ」と言っていましたが。
監督と、同世代的感覚を共有しているような気が、勝手にし、普段は感じないのですが、やはり、時代の制約を受けながら、ほとんどの人は生きているのだということも、考えさせられました。
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